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親の気持ちを態度で示そう [考える力がつく叱り方]

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善悪の基準は、母親の「こうなるとうれしい」で十分


小さな子供が、公園で一緒に遊んでいる友達をたたいて泣かせてしまったときに、「お友達とは仲良く遊ばなければだめよ」と叱るお母さんを見かけることがあります。ですが、まだ小さい子供には「言葉」では、その意味を理解させることができません。

このような場合は、「言葉」で子供を説得するよりも、お母さんの「態度」で、子供に理由を伝えたほうが、子供は意外とすんなり「お友達をたたくことはよくないことだ」と理解ができます。

子供がお友達をたたいてしまったときに、「お友達をたたくのはよくないわね」と悲しそうな態度を示し、お友達と仲良く遊んでいるときには、「お友達と仲良く遊んでくれて、とてもうれしい」と、本心からうれしそうな態度を見せれば、子供はそのお母さんの「態度」から、お友達と仲良く遊ぶことの大切さを理解します。

最近、子供がゲームばかりやって困ると言うお話をよく聞きます。ゲームに熱中している子供に、「もうゲームはだめよ。外で遊びなさい」とお母さんが叱れば、子供は素直に外へ遊びに行くかもしれません。しかし、子供は、「このまま続けていたら、お母さんに怒られるから」という理由で、お母さんの言葉に従っただけかもしれません。

これでは、子供は「やめなさい」と言われなければ、ゲームを長時間してもいいのだという判断基準を持ってしまうことになりかねません。

こんなときは、子供が、自主的にゲームをやめるよう仕向けることです。

子供がゲームをしているときに、「あなたの体のことが心配なの。たまには外で遊んでくれるとうれしいなー」と、お母さんの気持ちを伝えるだけでいいのです。

子供にとって、母親や父親は絶対的な存在ですから、お母さんを心配させたくはないでしょうし、うれしがることは、子供もやってあげたいのが本心です。「外で遊んでくれるとうれしい」という一言で、子供はじぶんじしんの行動を省みて、しばらくすると、自分の判断で、ゲームをやめられるようになるはずです。

子供に対して「いけません」「やめなさい」と一方的に禁止したり、命令したりすることは、かえって子供に自分自身で自分自身で行動を考える機会を奪ってしまうことになりかねませんから、極力、避けたい言い方です。


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